留学検討で知っておきたい知識!?Co-op留学の初心者にも分かりやすく基本をご紹介
一般的に留学と聞くと語学を向上させるといったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
Co-op留学の場合は、英語などの語学力に加えて専門的な知識も学べるもの、一般的な留学とは根本的に異なります。
また、Co-op留学はワーキングホリデーと比べるとどのような違いがあるのか、これも知識として身に付けておけば自分に適したものがどのようなスタイルになるのか将来的に有効な方法を把握することができるようになります。
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留学検討で知っておきたい知識!?Co-op留学の初心者にも分かりやすく基本をご紹介
- そもそもCo-op留学とは?その特徴について解説
- Co-op留学の魅力①:有給で働けて留学費用を抑えることができる
- Co-op留学の魅力②:語学だけの留学と差別化が可能
- Co-op留学の魅力③:英語力の向上への期待が高まる
- Co-op留学は年齢制限がなく31歳以上でも参加可能
- Co-op留学はいつまでに予約すればよい?
- Co-op留学で準備期間が必要な理由とは?
- Co-op留学は英語力の証明のためのオンラインテストがある
- Co-op留学は留学の目的を明確にすることが重要
- Co-op留学は学校により提出書類に違いがある
- 全額一括払いが一般的!Co-op留学の費用の支払いタイミング
- ビザ申請における重要書類!Co-op留学の海外送金の完了後に入学許可証が発行
- Co-op留学で必要な残高証明書の取得とは?
- Co-op留学では海外転出届の提出が必要?
そもそもCo-op留学とは?その特徴について解説
Co-op留学のCo-opは、Cooperative educationの略称です。
Co-op留学は、学生ビザの中で有給インターンシップに挑戦することができる留学制度を指します。
また、英語学習・専門分野の学習・有給インターンシップ、3段階で構成されているのが特徴で、英語の勉強だけで終わることが多い語学留学、アルバイトだけで終わることが多いワーキングホリデー、これらとは違って勉強および本格的な就労の2つの体験を可能にする他の国にはない制度です。
このようなことからも、Co-op留学は日本特有の留学スタイルでもあり充実度が高めなどの理由から留学して帰国した後の就職活動を控えている学生さんや転職を考えている社会人など、幅広い人々からのに気があります。
なお、Co-op留学の特徴をまとめると、専門分野を学習した期間は有給インターンの期間になること、専門分野やインターンは最短4か月から参加できること、学んだ専門分野はインターンシップ先の職種や業務に役立てることが可能で、大学での学習期間中はアルバイトができるなどが挙げられます。
Co-op留学の魅力①:有給で働けて留学費用を抑えることができる
Co-op留学は、大学生や社会人それぞれの魅力は費用面です。
留学費用を抑えるための方法としては、出費を減らす方法と渡航先で収入を得る2つのやり方があります。
Co-op留学は、渡航先で収入を得ることができますが、英語研修を終えて大学に進学した後はアルバイトができます。
これに加えて大学のカリキュラムを終了後にはフルタイム勤務で有給インターンに参加可能です。
アルバイト期間中は、収入に対し生活費が不足することもありますが、インターンを始めてからは生活費を賄うだけの収入を得ることができる可能性が高めです。
ちなみに、カナダは語学研修だけで留学した人は働くことはできませんし、ワーキングホリデーはフルタイムで働くことはできるのですが30歳までの年齢制限があり31歳を超えた人は利用できません。
これらのことから、Co-op留学なら費用を抑えると同時に充実度が高い学習や経験を得ることが可能なコストパフォーマンスが高い留学制度といっても過言ではありません。
Co-op留学の魅力②:語学だけの留学と差別化が可能
語学だけの留学との差別化もCo-op留学の魅力の一つで、学生さんはもちろん社会人も魅力的なポイントといえます。
英語が必須の業界はいろいろありますが、商社・メーカー・物流・貿易関係・航空業界・グルーバル展開を行っているホテル産業や観光業界など、これらは英語ができて当たり前の世界です。
バイリンガルやトリリンガルなど留学経験がない人でもTOEICスコアは850以上のケースが多いため、このような業界に就職や転職を検討している場合は英語だけの留学ではハードルが高くなりがちです。
現在通っている大学で学んでいることや卒業とともに得る学歴、社会人の場合はさまざまな実績を持ち職歴を得ているケースは多いかと思われますが、優秀な人材であれば英語だけの留学を検討する人は少ないものです。
Co-op留学は、大学のカリキュラム修了と同時に得ることができる修了証、インターンシップ先で得ることができる経験およびリファレンスレター(推薦状)など、語学以外での武器を身に付けることができる、これはCo-op留学をする大きな魅力にもなる部分です。
Co-op留学の魅力③:英語力の向上への期待が高まる
語学は道具の一つと考えることもできますし、語学を学ぶだけでなく実際に使うことでより洗練された力を身に付けることができます。
Co-op留学での最初の英語研修の中では、大学に進学する目標を掲げて勉強できます。
このように、明確な目標を持ち勉強することは学習に対してのモチベーションを向上や維持に繋がります。
大学の中では、ディスカッションやプレゼンテーション、エッセイ作成などを通じて学習した英語を実際に使う機会に結び付けることが可能です。
これに加えて、英語研修および大学で学んだ語学および専門知識を得てインターンすることで、将来の就職や転職を目指す業界内で活用される専門性のある単語やフレーズそして表現力を養うことができるなど、確実な英語力の向上を目指せます。
Co-op留学の魅力の一つでもある英語力は、留学費用や語学力に加えて学生さんや社会人にとって非常に魅力的な要素といえます。
就職活動や転職活動の中で、英語をアピールポイントにしたい人は当然ながら英語の力が求められるわけですが、Co-op留学なら語学力を強化できる理想的な留学プランです。
Co-op留学は年齢制限がなく31歳以上でも参加可能
対象年齢が18歳~30歳のワーキングホリデーと比較されることが多いのですが、Co-op留学は高校を卒業している人なら31歳以上でも参加ができます。さらに、ワーキングホリデーは定員の制限が設けてあり抽選式などの特徴もあります。ビザの有効期限は1年間で定員は6,500、延長は不可で就労可能な時間数は制限がない、必要な語学力および最終学歴は不問などの特徴を持ちます。Co-op留学は年齢制限がないので、30歳までのワーキングホリデーよりも幅広い年齢層の人が利用できる留学制度で、滞在可能な期間も1カ月の延長が認められます。なお、Co-op留学は英語研修の間は就労が認められないのですが、カレッジ期間は週20時間、インターンの場合は週40時間まで仕事に就くことができますので、留学費用を稼ぎたい人も安心です。留学を使用としていたとき、ビザの申請期間が終了していたとか準備が短いなど留学が困難な場合でも、Co-op留学なら可能性があるなどのメリットもあるわけです。
Co-op留学はいつまでに予約すればよい?
Co-op留学は、プログラムごとに入学日が決まっていて、年4回しか入学のチャンスがないものや毎月入学のチャンスがあるプログラムもあるなどさまざまです。一般英語コースなど語学学校を含める場合はその期間も考えて渡航日を決める必要があります。留学プランを決めたら申し込み(予約)に進むことになりますが、おすすめの申し込みのタイミングは出発日の5か月から7か月前です。もっと安心したい人は8カ月から1年前に行うケースもありますし、逆に間際に行う場合には2~4か月前のケースもあるなどさまざまです。ただ、遅くとも2カ月前までにはCo-op留学の予約を完了させることが大切です。なお、Co-op留学は準備に時間に要するといわれていますが、準備期間が必要な理由はビザにあります。カレッジに留学するためには学生ビザが必要になりますが、必要書類の入手から申請までにはある程度の期間がかかります。申請した後はカナダ政府による審査になり、通常1~3カ月が必要です。
Co-op留学で準備期間が必要な理由とは?
Co-op留学は、学生が実務経験を得ながら学業を進めるプログラムです。このプログラムに参加するには、準備の期間が必要な理由があります。まずこれは学生が専門的な実務経験を積む機会を提供します。したがって、学生が留学先の業界や職場環境に適応し、価値ある経験を得るために、事前に準備が必要です。異なる文化やビジネス環境に慣れるためには、現地の慣習や業界トレンド、コミュニケーションスタイルなどについての理解が求められます。Co-op留学にはプログラム参加の申請や手続き、選考プロセスなどが関与します。企業との連携やスケジュール調整も必要です。これらのプロセスには時間がかかることがあり、留学プログラムに参加するためには事前に計画を立てる必要があります。さらに、語学力や専門知識の向上も重要な要素です。Co-op留学では、現地の職場でコミュニケーションを取るために現地語のスキルが必要とされることがあります。専門分野の知識やスキルも求められるため、これらの向上に時間をかける必要があります。留学先での実務経験を成功させるためには、研修やトレーニングの準備も重要です。職場での業務内容やプロジェクトに対する理解を深め、準備したスキルを実践に活かすための準備期間が必要です。
Co-op留学は英語力の証明のためのオンラインテストがある
Co-op留学は、カレッジに留学するプログラムで、各プログラムには入学条件に英語レベルが設定されているのが特徴です。一般的には、TOEICスコアの500点以上が推奨されていますが、英語力を満たせるか否かで直接入学の可否が決まるといっても過言ではありません。英語レベルを証明する方法として、公式スコア(TOEIC・TOEFL・IELTSなど)で証明するやり方と、カレッジが実施するオンラインテストを受験するやり方の2つがあります。オンラインテストは、Co-op留学の申し込み前でも受験は可能です。なお、公式スコアやテストで基準点を満たせなかったときでも、学校が推奨する期間の一般英語コース(ESL)を含めればカレッジへの入校が許可されるやり方もあり、これを条件付き入学と呼びます。そのため、条件付き入学を使えば英語力が不足している人でもCo-op留学が可能になるわけです。Co-op留学の提出書類はカレッジごとに異なりますが、一般的にはパスポート・申込書(カレッジに提出する願書)・高校卒業証明書の3つです。
Co-op留学は留学の目的を明確にすることが重要
Co-op留学は、学生さんだけでなく転職を考えている社会人にも魅力的な留学制度で、語学力の向上は留学する目的の一つといえましょう。多くの人々が英語力を伸ばすために留学を検討されるわけですが、海外旅行を気軽にできるようになりたいと思う人もいるでしょうし、海外の企業や外資系企業への就職を目指したいなど英語の力を伸ばす理由はさまざまです。その中でも、就職活動や転職活動でアピールポイントとして英語を武器にしたい人は高い英語力が求められますので、Co-op留学が理想的なプランになって来ます。Co-op留学をするためには、留学する目的を明確にすること、そして出発から帰国後について考える期間も欠かせません。Co-op留学は英語以外の専門的な知識も学ぶことになるので、キャリアの方向性が決まります。そのため、カレッジでどのようなことを勉強するのか、このようなことも考えなければなりません。なお、これらは未来について考えるとても良い機会ですから各自の目標を振り返ることをおすすめします。
Co-op留学は学校により提出書類に違いがある
Co-op留学において、留学を希望する学生が直面する課題の一つは、各学校ごとに異なる提出する書類の要件です。この点に関して、客観的な観点から考察してみましょう。まずCo-op留学のための提出書類の要件は、留学先の学校によって異なることが一般的です。これは、異なる学校が留学生の選抜プロセスを独自に設定しているためです。一部の学校は、成績証明書や推薦状、モチベーションレターなどを提出することを求める一方、別の学校ではポートフォリオや実務経験の証明が必要とされることもあります。これにより、留学を希望する学生は、自身のスキルや経歴に応じて適切な書類を提出しなければならない状況が生じます。事前に適切な書類を調べる方法として、以下の手順が考えられます。まず、留学を希望する学校の公式ウェブサイトを訪れ、留学生向けの情報を確認します。ここには、提出書類や要件に関する詳細な情報が記載されていることが多いです。また、学校の留学相談窓口や入学担当者に直接問い合わせることも有益です。その際、具体的な質問や疑問点をまとめておくことで、必要な情報を的確に得ることができます。Co-op留学の書類には、留学先の学校ごとに異なる要件があることから、事前の情報収集が重要です。公式ウェブサイトや留学相談窓口、留学生コミュニティを通じて情報を収集し適切な書類を準備することが、留学の成功に向けた一歩と言えるでしょう。
全額一括払いが一般的!Co-op留学の費用の支払いタイミング
Co-op留学を行うにあたり、費用をいつまでに支払いを済ませれば良いのか学生さんがCo-op留学するときなどは支払い期日が気になる人は多いのではないでしょうか。これはエージェントにより異なりますが、一般的に全額の一括払いになっているところが多いようです。エージェントの中には、入学許可発行の目的で必要最低限の学費、先払いが必要になるものを前金として残りは後払いにしているところもあります。残金については、入学の30~60日前が入金の期限になるので直ぐに一括払いをする必要はありません。ただ、全額納付を行わないと入学許可証を発行しないカレッジも多いので注意が必要です。入学許可証は、海外送金が完了した後にカレッジ側から発行される種類になりますが、これは公式レターになるのでビザ申請の際に重要な書類です。海外とのやり取りになりますので電子形式になっていることが多く、利用する人のメールアドレス宛に送付されることが多いようです。
ビザ申請における重要書類!Co-op留学の海外送金の完了後に入学許可証が発行
Co-op留学では外国へ入国することから、現地の法律を遵守することが大切です。もしも手続きが滞ったり、順序を間違えてしまった場合には不法入国になってしまうリスクもあり、一生を台無しにしてしまいかねないことから、慎重に慎重を期して行う必要があります。Co-op留学で入国する場合には就学ビザが必要で、ビザが発行されたのと必要な事務的手数料の海外送金が完了したのをもって合法的に入国が可能となる事が確認され、そこではじめて学校側は入学許可証を発行することができます。多くの手続きが順調に進んでいたのに、最後の手続きに齟齬があってはそれまでの努力が水の泡になってしまう事から、必ず成功させたいところです。入学許可証が発行されるまでに至れば最終段階に入っており、後は寮やホストファミリー、あるいは自身でコンドミニアムを借りるなどした住まいへと、入学をする前日までに入居することになります。煩雑な手続きが全て終われば、後は夢のCo-op留学をエンジョイできます。
Co-op留学で必要な残高証明書の取得とは?
Co-op留学ではビザの取得が必須になりますが、取得するためには留学資金の証明が必須になりますので、金融機関が発行する残高証明書の取得を行いましょう。他にも申請するときに必要書類がいくつかあり、それを取得するのに時間を要するものもあるため、Co-op留学の準備はなるべく早い段階でスタートすること、出発予定日の1年間から5か月くらいまで、遅くとも4か月前には予約できるよう進めることが大切です。また、1年を超える留学のときには住民票の登録が行われている役所に対して海外転出届の提出も必要です。海外転出届は自治体により1カ月前のところもありますが、渡航日の2週間前から提出できます。ちなみに、残高証明書はカレッジに提出する書類になりますので、英文で準備しなければなりません。Co-op留学の目的で使うことを伝えれば金融機関側も英文で作成してくれます。申請を行った後は、東京や大阪のカナダビザ申請センターに出向いて個人識別情報の登録を行うなど、いろいろな準備がありますので流れなどを把握することも大切です。
Co-op留学では海外転出届の提出が必要?
Co-op留学において海外転出届の提出が必要な理由は、滞在国での法的要件と居住状況の正確な把握が求められるためです。多くの国では外国人が一定期間以上滞在する際、滞在先の地方自治体に対して外国人登録を行うことが法律で定められています。この手続きによって、外国人の居住状況が把握され、滞在中の安全や公共秩序の維持が図られます。したがって、滞在国の法律に基づいて、滞在先の自治体に外国人登録手続きを行う必要があり、それに伴って海外転出届を提出することが求められるのです。アルバイトが必要な理由は、Co-op留学生が自身の生活費を賄うためや留学体験を充実させるために、現地での収入を得る機会を利用するためです。Co-op留学では、学業と仕事を組み合わせて経験を積むことが一般的であり、現地でのアルバイトを通じて実務スキルや言語力を向上させることが期待されます。アルバイトを通じて地域社会との交流や文化理解を深める機会も提供されます。現地で働くことで、言語や習慣の実践的な習得が促進され、異なる文化に触れることで国際的な視野を広げる助けになります。さらに、アルバイトを通じて得られる収入は、生活費や学費の一部を賄うために重要です。Co-op留学は長期間の滞在が一般的であり、生活費や学費がかかるため、アルバイトを通じて経済的な支援を行うことが必要です。